山形蔵王へ樹氷を見に行ってきた

山形といえば蔵王蔵王といえば樹氷

ということで、樹氷を見に行きたいと考えていたが、仕事が休みになる週末はこのところ天気が悪くてタイミングが合わなかった。

この週末は市内では晴れ間も出たから、山の上も晴れてくれるんじゃないかと期待して本日(2022.2.27)行ってきた。

 

車は持っていないので、バスで行くしかない。8:40のバスに乗るつもりだったが、なんだかんだとしていたら間に合いそうにないので、次の9:20のバス目指して山形駅へ移動。

往復のバスとロープウェイ代金がセットになっているチケットを購入。

(バス1,000円×2とロープウェイ往復3,000円なので500円お得)

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すぐにバスが来て、臨時便だったのか蔵王温泉までノンストップで40分程度。途中の気温表示は7度→5度と暖かな日だなと呑気に考えていた。

バスターミナルから蔵王山麓駅までは徒歩10分程度の距離だが、途中温泉街に寄り道しながら30分程度で山麓駅に到着。どうも雲行きが怪しい……

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今シーズンは雪が多く、スキーヤーやボーダーにとっては天国だろう。チケット売り場でロープウェイチケットに交換して列に並んでいると係員の人から「30分待ちだね」との声が。スキーヤー+ボーダーで7割、樹氷観光が3割といったところ。

 

樹氷高原駅までのゴンドラは満員すし詰め状態。横倉の壁には大きな亀裂が。

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樹氷高原駅でロープウェイを乗り継ぎ。スキー、スノーボードを持つ人とそうでない人でゴンドラを分けて運行していて持たない樹氷観光の人のほうが少なく、すぐに乗れた。

ここからが樹氷の本番。と思ったがどんどん天候が悪くなっていく。ゴンドラすぐ近くの木々は何とか見えるが視界が悪くなっていき、一面真っ白に。

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ロープウェイのロープの先が見えなくなり、直前にならないと支柱や対向してくるゴンドラが見えない。

山頂駅に到着したときには、すっかり吹雪でホワイトアウト状態。展望デッキに出ても真っ白で何も見えない。駅を出てどっちに何があるかもわからない。蔵王地蔵まで100Mの標識を見て、せっかく来たのでと思い行ってみたがたかが100M程度で遭難気分を味わえるほどひどい吹雪だった。

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往きは背中から風を受けるのでまだよかったが、帰りは正面から吹雪を受け止めることになり、目の前が何も見えずコースを隔てるロープだけが頼り。それがなければどちらに進んでよいかもわからないほどだった。

 

山頂駅に戻りレストランでココアで一息ついて吹雪が収まるのを待っていたが、収まる気配もなくロープウェイも減速運転するとのアナウンスもあり、あきらめて早々に下山することに。

 

せっかく楽しみにしていた樹氷原の散策はお預けとなってしまった。

また来る機会もあるだろうし次回に期待ということで温泉街を散策して帰ることに。

 

次に続く。